クラシックカーの修理方法 レストア修理工程
当店ではオーナー様と打ち合わせをして、予算にあった施工範囲と方法をご提案いたします。 クラシックカーは、防錆処理が弱い為、鉄板が錆びやすく、早めの修理がお勧めです。
クラシックカー修理 レストア鈑金
マスタングマッハ１
フロント部分は、前のオーナーが以前修理したようで塗装はダメージありますが鉄板が錆びでボロボロではありませんでした。 錆びが深刻な問題はリア側でした。
車体リア部分に関しては、かなり錆びが進んでいました。 オーナー様と綿密な打ち合わせをし、予算と施工範囲を定めて行きます。オーナー様は、カーショップに持ち込むのと鈑金屋さんに持ち込むのとでは、金額が3倍ぐらい違うとの事でした。
クラシックカーショップさんも自分で直せない場合は下請けで鈑金屋さんに車を出して修理するかと思いますので、鈑金屋さんに直接、車を持ち込む分は、安くなるかとは思います。
これでサイドパネルを左右新品パネルを溶接装着して行きます。
ですが、ここで気になる点が出て来ました。リアのフロア部分の錆びが予想以上に酷かった為です。 新品パネルの溶接前にオーナー様に連絡を入れます。 パーツ代が余計に掛かってしまうので、オーナー様と相談です。
リアフロア拡大写真
予想以上の錆び具合でした。もう打ち果てて指で押すと穴が開いてしまいます。
防音材などが貼り付けしてある場合見えない為、分からない部分も出てきます。
オーナー様に確認してもらい急遽、新品パネルで交換する事になりました。
フレーム部分の錆びは、表面上が錆びている部分ありますが、あまり進行していないようでした。鋼鈑の厚みが骨格部分なので分厚くそのため錆びにくかったのかもしれないですね。
ふさがってしまう場所は、あらかじめ防腐塗装をしてその上に新品パネルを溶接 接合して行きます。
全塗装後（オールペイント）
塗装は、純正のカラーを再現して調合しました。図鑑や写真集をお手本としています。
